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広島vsFC東京の通常開催巡る一部報道に反応!元JFA関係者「煽ってる」

エディオンピースウイング広島 写真:Getty Images

 明治安田J1リーグ第29節のサンフレッチェ広島対FC東京は、予定通り8月31日にエディオンピースウイング広島で開催。台風10号の影響で東海道新幹線が運転見合わせとなったことにより、FC東京所属選手やコーチングスタッフ等は試合当日に広島入りしたが、この試合開催を巡る一部メディアの報道に、日本サッカー協会(JFA)の元関係者が反応した。

 東海道新幹線は大雨の影響で、29日から一部区間で運転見合わせ。当初、新幹線で広島に向かっていたFC東京は静岡県内での運転見合わせにより、29日深夜に静岡県内のホテルで宿泊した後、30日にバスで帰京。広島側の公式発表によると、FC東京一行は31日午前に羽田空港を出発し、広島近県の空港に到着したという。

 京都サンガ対鹿島アントラーズなど、J1第29節で4試合が延期となるなか、広島対FC東京の開催について一部メディアは「強行開催」という表現を盛り込んだ上で、FC東京所属選手のコンディションが万全でないことを強調。ネット上では「強行開催」という表現を巡って、様々な意見が飛び交っている。

 この報道には、『株式会社ミッションスポーツ』の満田哲彦CEO(最高経営責任者)も反応。元電通本社スポーツ局オリパラ室営推部長、元JFAマーケティング担当部長という肩書きを持つ満田氏は、クラブ公式Xアカウントの投稿を引用した上で、「”強行”開催と、煽ってるけど、タケクボリバプール移籍80%と、”強行”配信にした弁明はしないのかな」と皮肉を交えながら厳しい目を向けている。

 なお、当該メディアの記者は先日、ビジネス映像メディア『PIVOT』公式YouTubeチャンネルの番組に出演。レアル・ソシエダ所属の日本代表MF久保建英について、「リバプール移籍確率は80%」として独自の情報をもとに見解を披露。しかし、イングランドの移籍ウィンドウ最終日である8月30日までに実現することはなかった。