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岩田智輝、バーミンガムに完全移籍で地元紙「ポジションに厚みを加える」

岩田智輝 写真:Getty Images

 イングランド3部リーグのバーミンガム・シティは、8月30日(日本時間31日)、スコットランド1部リーグのセルティックからMF岩田智輝を完全移籍で獲得したことを発表。3年契約、背番号は「24」に決まった。バーミンガムの情報を発信する『Birmingham World』では、強い期待とともに岩田の獲得を報じている。

 岩田は2022年12月に横浜F・マリノスからセルティックに加入。同シーズン後半は13試合に出場した。だが、翌2023-24シーズン新たに就任となったブレンダン・ロジャーズ監督の下では、19試合出場にとどまるなどレギュラー定着とはならなかった。

 同メディアは「セルティックのスターがバーミンガム・シティの16番目の夏の補強選手に」と銘打ったトピックを配信しており、その中で「ブルーズ(クラブの愛称)は、セルティックから守備的MFの岩田智輝を獲得した。元日本代表MFはバーミンガムと3年契約を結び、2027年6月まで在籍する。この契約は、リーグ、FA、および国際的な承認が条件となっている」などと伝えた。

 さらに、「4度の日本代表歴を持つ岩田は、2023年に横浜F・マリノスからセルティックに移籍し、42試合に出場した。この多才な27歳は、昨年夏にセルティックに完全移籍するまでは、レンタル移籍でスコットランド王者と契約していた」と、キャリアを振り返っている。

 選手としてのスキルについては、「主に守備的ミッドフィルダーだが、センターバック、右サイドバック、両サイドバックでもプレーできる岩田は、バーミンガムにとって様々なポジションに厚みを加えるはずだ」などと説明している。