
スペイン1部のレアル・ソシエダに所属するMF久保建英(23)は、8月24日に行われたラ・リーガ第2節エスパニョール戦で決勝点を決め、チームを今シーズン初勝利へと導いた(1-0)。
リーグ初戦ではスタメンだった久保だが、この日はベンチスタート。久保と同ポジションである[4-3-3]の右ウィングには、U-23スペイン代表としてパリ五輪の優勝に大きく貢献したDFセルヒオ・ゴメスが起用された。
後半開始直後からウォーミングアップを始めた久保は、後半22分にMFブライス・メンデスとの交代で投入され、定位置である右ウィングに入った。
交代直後は右サイドで張るも、なかなかパスを貰うことができない。しかし、そんな状況を打破したのは後半35分だった。味方のDFアマリ・トラオレからパスを受けた久保は、対峙した相手DFの股を巧みに抜いてボックス内に侵入。そのまま左足を振り切ると、弧を描くような弾丸シュートが左サイドネットに突き刺さり、ソシエダが先制に成功した。
得点後、起用法の不満からか味方の祝福を振り切りスタンドに向かって背番号14をアピールするゴールパフォーマンスを行った久保。試合後はミックスゾーンを無言で通り抜けるなど、ソシエダの指揮官イマノル・アルグアシル監督の起用法に不満を感じていたのかもしれない。
アルグアシル監督は試合後の会見で「開幕節のラージョ・バジェカーノ戦で打撲を負った後に今日の試合を迎えている。タケ(久保)はあの時、交代を求めようとしていたし、今日の(スタメン)決定は戦術的なものだった。私はできる限りベストなイレブンを選ばなければならず、今日はミケル(FWミケル・オヤルサバル)を伴い、セルヒオとベッカー(MFシェラルド・ベッカー)がサイドに入るべきだと判断した。選手全員にいつも言っていることだが、私にとってベンチの選手もスタメンの選手もどちらも重要だ。今日は再びそのことが証明された。タケがうまく試合に入ってくれたおかげで、我々に決勝点をもたらしてくれた」とコメント。
さらに、物議を醸している久保のゴールパフォーマンスについては「多くの選手がゴールを祝うことは普通のことだ。彼は自分の名前とユニフォームをカメラに見せていた。私はそう理解しているが、そのことは本人に訊いてほしい。おそらく特別な人を祝うか、特別な人にゴールを捧げたかったのだと思う」と語った。
次節以降、アルグアシル監督の起用法について注目が集まる。
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