アーセナル、ナポリ退団で合意のオシムヘン獲りに約162億円を準備？

　アーセナル（イングランド1部）が、ナポリ（イタリア1部）に所属するナイジェリア代表FWビクター・オシムヘン（25）の獲得に興味を持っているようだ。

　2020年夏にリールからナポリに加わり、高い身体能力を生かしたダイナミックなプレーや豊富なシュートバリエーションを武器にクラブの優勝にも貢献したオシムヘン。昨季は負傷による離脱がありながらもリーグ戦A25試合で15ゴールを記録した。

　そんなオシムヘンは昨年12月に新契約をサインした際に今夏の移籍で合意していたものの、設定されている1億3000万ユーロ（210億4000万円）の契約解除金を支払うクラブはない模様。その結果、アントニオ・コンテ監督が今季から率いているナポリも後釜補強に動けない状態となっている。

　イタリア『コリエレ・デッロ・スポルト』によれば、今夏にストライカー補強を画策しているアーセナルがオシムヘン獲得に向けて移籍金1億ユーロ（約162億2000万円）に加えて、ボーナスのオファーを準備している模様。選手本人もUEFAチャンピオンズリーグ（CL）出場できるクラブへの移籍を望んでいるようだ。

　また、ナイジェリア代表FWには今夏にフランス代表FWキリアン・ムバッペが退団したパリ・サンジェルマン（PSG／フランス1部）やチェルシー（イングランド1部）も関心を示していたとのこと。チェルシーに関してはナポリが狙うベルギー代表FWロメル・ルカクとは別の取引として検討していたようだ。