Jリーグ サンフレッチェ広島

広島がセルタ退団パシエンシア獲得へ!鎌田大地の元同僚。昨季は浅野拓磨と共闘

ゴンサロ・パシエンシア 写真:Getty Images

 VfLボーフムで日本代表FW浅野拓磨(マジョルカ)とチームメイトだった元ポルトガル代表FWゴンサロ・パシエンシアは、8月19日にセルタ退団が正式決定。サンフレッチェ広島移籍が決定的であると、海外で報じられている。

 現在30歳のパシエンシアは、ポルトガル1部の強豪FCポルトの下部組織出身。オリンピアコス、リオ・アヴェなど欧州複数クラブに在籍していたほか、アイントラハト・フランクフルト時代には日本代表MF鎌田大地とチームメイトだった。

 セルタには2022年8月に加入も、わずか1年でボーフムへ期限付き移籍。2023/24シーズンはブンデスリーガ19試合の出場で3ゴール1アシストをあげたほか、MF田中碧擁するフォルトゥナ・デュッセルドルフとの2部入れ替え戦でも2試合ともに出場。ブンデスリーガ残留に貢献したが、期限付き移籍期間満了により退団。2024/25シーズン開幕後にセルタとの契約解除が正式決定している。

 そんなパシエンシアの去就を巡っては、ポルトガルメディア『zerozero』は21日に「彼は日本でキャリアを続け、サンフレッチェ広島でプレーすることになる」とリポート。フリー移籍での加入になるとみられ、すでに契約期間1年半で合意に達しているというが、年俸額は報じていない。

 Jリーグの第2登録期間(ウィンドウ)は8月21日までであるが、追加登録期限は9月6日まで。広島は元U21ドイツ代表MFトルガイ・アルスラン、MF川辺駿を獲得しているが、J1優勝に向けて欧州での実績が豊富で、かつ日本人選手とつながりのある大型ストライカーを迎え入れるようだ。