
日本人選手12名の活躍に注目
次に、新シーズンのWSL注目ポイントを2つ紹介しよう。1つ目は、日本人選手たちの活躍だ。現在WSLに所属する12クラブの内、半数以上となる8クラブに計12名の日本人選手が在籍している。昨シーズンまではウェストハム・ユナイテッド女子に3名が在籍しリーグ最多となっていたが、今シーズンはマンチェスター・シティ女子に4名のなでしこ選手が在籍。 イングランドの地で繰り広げられる”日本人対決”を目にする場面もこれまで以上に多くなり、日本国内でもWSLが話題となることが期待される。
WSL日本人選手所属クラブ(2024年8月21時点)
- マンチェスター・シティ女子:MF長谷川唯、DF清水梨紗、FW藤野あおば、GK山下杏也加
- レスター・シティ女子:MF宝田沙織、MF籾木結花
- チェルシー女子:FW浜野まいか
- マンチェスター・ユナイテッド女子:MF宮澤ひなた
- リバプール女子:MF長野風花
- エバートン女子:MF林穂之香
- ウェストハム・ユナイテッド女子:FW植木理子
- ブライトン・アンド・ホーブ・アルビオン女子:DF清家貴子
WSL日本人選手未所属クラブ
- アストン・ビラ女子
- クリスタル・パレス女子
- トッテナム・ホットスパー女子
- アーセナル女子

男女共同スタジアムがもたらす効果
今年5月14日、イングランド女子サッカー界の大きな節目とも言えるニュースがアーセナルから発表された。これまで同クラブ男子チームのホームだった『エミレーツ・スタジアム』が、2024/25シーズンから男女兼用スタジアムへ変わるという革命的なニュースは、おそらく多くのファンが待ち望んでいたものであろう。
エミレーツ・スタジアムの収容人数は6万761人(WSL公開数)と、イングランドではトップクラスの巨大スタジアムだ。プレミアリーグ(英男子1部)の熱戦空間と同じ場所で女子チームの試合も観戦できるとなれば、ファンの気分も上がり応援にも更に力が入るというもの。チケットの売れ行きにも大きく影響することが期待される。今シーズン、アーセナル女子はWSLの8試合およびUEFA女子チャンピオンズリーグ3試合の計11試合をエミレーツ・スタジアムで行うことが決定している。
また、昨シーズンからアーセナル以外の他クラブでも、徐々に男子チームの主要スタジアムで試合をする機会が増えている。現地観戦を予定しているサッカーファンにとっては、見逃さないようにしたい注目ポイントだ。
今シーズンのWSLは、2024年9月21日から2025年5月11日まで全22試合を行う予定だ。初戦は9月21日午前3時から行われるチェルシー女子VSアストン・ビラ女子。この試合を皮切りに、なでしこ12名の挑戦がスタートする。
試合日程はWSL公式サイト内の「Scores & Fixtures」で確認可能。WPLLのもとで始まる”新WSL”は日本でもブームを巻き起こせるか、非常に楽しみだ。
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