ジェフ千葉DF岡庭愁人「何かを変えようとしている」【札幌戦直前取材】

　2024明治安田J2リーグに所属するジェフユナイテッド千葉は、8月21日（水）にホームのフクダ電子アリーナで開催される天皇杯JFA全日本サッカー選手権大会ラウンド16（4回戦）で、J1の北海道コンサドーレ札幌と対戦する。

　リーグ戦では直近5試合勝ちなしと不調の千葉だが、この一戦を機に流れを取り戻したい。DF岡庭愁人がこの戦いに懸ける想いを語った。

　「この1試合に向けては、自分だけでなく他の選手たちにとっても強い想いがありますし、そこをうまく表現できるかという部分だと思います。目の前の相手に勝つことや、チームとして勝つことしか考えていないので、（相手が）J1とかはあまり関係ないです。ひとつのプレーで目の前の相手にどう勝ることができるかが大事です」

　直近に行われたJ2第27節いわきFCとの戦いでは、惜しいチャンスが何度もあったものの決め切ることができず、後半に3点を奪われ0-3で敗北。悔しい試合を岡庭はこう振り返った。

　「（いわき戦を）全体的に振り返ると、攻守ともに自分たちのペースで進められているなかでチャンスを決められず、相手の少ないチャンスで点を決められました。自分たちが崩れてしまい、失点を重ねてしまったゲームでした。課題は90分やり続けることかなと思います。色々な立場の選手がいますけど、90分変わらない熱量で戦って交代選手もチームをパワーアップさせること、苦しい状況で誰かが声を出せたり、局面を打開できるかっていうところをやり続けることが今のチームには足りないと思うので、そこは札幌戦から意識したいです。どんな状況になってもポジティブにやり続けることが必要だと思うので、うまく払拭して積み上げたいです」と語った。

　チームの雰囲気について問われ「それぞれが何かを変えようとしている」と答えた岡庭。いわき戦から中3日と時間は限られているが、天皇杯で千葉の変化が見られるだろうか。