Jリーグ ジュビロ磐田

磐田ジャーメイン良がブラックバーン移籍へ「大橋祐紀の活躍を…」移籍金は…

ジャーメイン良 写真:Getty Images

 ブラックバーン・ローヴァーズFCは先日、サンフレッチェ広島からFW大橋祐紀を完全移籍により獲得。その大橋が早速イングランド2部リーグ戦で結果を残していることもあり、17日までにジュビロ磐田からFWジャーメイン良を獲得することが確実になったという。

 現在29歳のジャーメインは、ベガルタ仙台、横浜FCを経て、2021年12月に磐田へ移籍。加入1年目こそ控え要員に甘んじたが、2023シーズンはJ2リーグ31試合の出場で9ゴールをマーク。J1昇格に貢献すると、今季もここまでJ1リーグ21試合の出場で15ゴールとキャリアハイの成績を残している。

 今月17日のJ1第27節・町田ゼルビア戦でもフル出場したジャーメインだが、英メディア『フットボール・リーグ・ワールド』は町田戦翌日に「ブラックバーンがジャーメインを獲得することで合意に達した」とリポート。同クラブはすでにFWサム・ギャラガーをストーク・シティFCへ放出していたほか、先週には2023/24シーズンのイングランド2部リーグ戦で27ゴールをマークしたアイルランド代表MFサミー・スモディクスのイプスウィッチ・タウンFC移籍が決定。大橋につづくストライカーの獲得を急いでいた。

 記事では「大橋は今季開幕から3試合で3ゴール1アシストを挙げ、すでに大きなインパクトを残している。彼の活躍を踏まえて、ブラックバーンはジャーメインとの契約で合意した」と綴られているほか、同選手と磐田の契約期間が2025年1月までだとして「移籍金は明らかにされていないが、おそらく安い。磐田との契約が残り5か月であることを踏まえると、驚くことではない」と記されている。

 ブラックバーンはかつて1994/95シーズンにプレミアリーグを制覇も、2011/12シーズンを最後にプレミアリーグの舞台から遠ざかっている。2023/24シーズンは3部降格圏から勝ち点3差の19位と、かろうじて2部残留。今季は大橋の活躍もあり、1勝1分と好スタートを切っている。