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上田綺世につづき…日本代表選手がフェイエノールトへ

上田綺世 写真:Getty Images

 日本代表FW上田綺世は、今季もフェイエノールトでプレー。今月18日にオランダ1部リーグ第2節を控える中、パリ五輪世代のU23日本代表FW内野航太郎(筑波大学)に同クラブ加入の可能性があるとみられる。

 横浜F・マリノスの下部組織出身である内野は、2022年の高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ EASTで得点王になるなど頭角を現していたが、横浜FMのトップチームに昇格せず、筑波大学へ進学。今年6月の天皇杯2回戦では、首位の町田ゼルビアから同点ゴールを奪うなど、大金星の立役者となった。

 また同選手は年代別の日本代表でも台頭。昨年にU22日本代表の一員として杭州アジア大会に参戦すると、今年4月にはU23日本代表にメンバー入り。AFC U23アジアカップ兼パリ五輪予選では、全6試合中5試合でプレーし、準々決勝のカタール戦でダメ押しゴールを決めたものの、パリ五輪出場は叶わなかった。

 現在20歳と大学在学中の内野だが、現在U21フェイエノールトのトライアルを受けているとのこと。同クラブの専門サイト『フェイエノールト・ユースウォッチ』によると、同選手は今月17日開催のU21ユニオンSG戦でスタメン出場したが、正式契約の可能性については触れていない。

 なお、フェイエノールトには2022年8月にMF廣井蘭人(帝京長岡高校)やMF小池直矢(前橋育英高校)を下部組織のトレーニングに招待していた。以前から日本人選手との繋がりが強いだけに、内野の今後が気になるところだ。