2024明治安田J2リーグのジェフユナイテッド千葉（現8位）は、8月17日にフクダ電子アリーナで開催される第27節いわきFC（現7位）戦に向けた囲み取材を行った。
第26節ファジアーノ岡山戦は拮抗した展開の末に0-0のスコアレスドローで終わった千葉。まずはプレーオフ圏内である6位に進出するためにも、現時点で順位が一つ上のいわきには決して負けたくないところだ。DF小川大貴が次戦について語った。
「いわき戦は、いかにサイドで主導権を握れるかが大切になってくると思います。もちろんクロスを上げさせないことも大事ですが、ボールをいい形で受けさせないというのも一つあると思います。そもそも僕が高い位置をとって相手を下げさせることで、相手をより攻撃のエリアから遠ざけることもできると思います。『相手に自由にクロスを上げさせない、決定的な仕事をさせない』ということを個人的に意識してやっていきたいです」
今夏、ジュビロ磐田から期限付きで千葉に加入した小川。チームにも徐々に慣れてきたようだ。「個人的にはかなりチーム戦術というか、チームのカラーであったり雰囲気も含めて色々と理解は深まっている状態かなと感じます。チームカラーなのか、サッカーに取り組む姿勢であったり向き合う姿勢はすごく真摯で真面目で、すごい熱量をもって取り組んでいると感じました。ただ、自分の経験を少し活かせるとすれば、長いシーズンでは負けることも勝つこともありますし、そこに一喜一憂することなく、どんな結果であろうと切り替えていくことが必要なのかなと思います。もちろん、反省はしつつも次の試合に向けて切り替えて臨んでいく。中断期間とか多少『元気ないな』と思うときもありましたけど、一人ひとりが勝ちたいと思いながら日々練習をしていたので、そういった意味ではみんな切り替えていい練習ができたと思います」
リーグ戦ではしばらく勝利から遠のいている千葉。小川が語るように、次節は気持ちを切り替えて臨みたい。なんとしてでも勝ち点3を取りたい一戦だ。
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