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サガン鳥栖の横山歩夢、早くもバーミンガムファンから…

横山歩夢 写真:Getty Images

 J1リーグのサガン鳥栖FW横山歩夢の、バーミンガム・シティ(イングランド3部)への移籍に向けたチームからの離脱が8月8日に発表された。2024シーズンJ1で5ゴール3アシストを記録している横山を巡って、ブルーズ(バーミンガムの愛称)が鳥栖と交渉中であることが今週初めに報じられていた。

 現地サポーターからはすでに注目を集め、早くも歓迎されているようだ。「アユムはとても良いFWのようで、チームにとって素晴らしい補強となるでしょう。彼は両サイドでプレーできる。非常に技術があり、非常にトリッキーなプレーをします」「ようこそディビジョン3へ」「日本人プレイヤーは優れたスキルを持っており、私たちを失望させないでしょう」などと、地元のタブロイド紙『Birmingham Mail』のウェブサイトで声が挙がっている。

 バーミンガムは攻撃陣の補強に力を入れているようで、横山は中央でも左サイドでもプレー可能と紹介されている。もし横山が移籍することになれば、MF三好康児も同チームに所属していることから、イングランドの地での日本人コンビの活躍にも注目が集まることになりそうだ。

 また、鳥栖のウェブサイトにはチーム名こそ明かされていないものの「横山歩夢選手チーム離脱のお知らせ」と題して、「この度、横山歩夢選手が、海外クラブへの移籍を前提とした手続きと準備のため、チームを離脱することとなりましたので、お知らせいたします。今後は現地でのメディカルチェック等を経て、正式契約が結ばれる予定となりますので、契約締結後に改めてお知らせいたします」と記載されており、間もなく移籍は完了を迎えることになりそうだ。