インテル(イタリア1部)が、ユベントス(同1部)に所属するイタリア代表FWフェデリコ・キエーザ(26)の獲得に興味を持っているようだ。
フィオレンティーナ下部組織出身のキエーザは、2020年夏にユベントスへ完全移籍すると、加入初年度からレギュラーとして活躍。昨季は爆発的な加速と細かいタッチのドリブルを武器にコンディションが上がらなかったその前のシーズンから復調を見せ、最終的にセリエA33試合で9ゴール3アシストを記録した。
イタリア『トゥット・スポルト』によれば、チアゴ・モッタ新監督から「すでに決断は下されている」と今夏の退団が決定的であることを明かされているキエーザにインテルが以前から注視しており、来夏にフリーで獲得することに興味を持っていた模様。そのなかで、現在はユベントスとの交渉を進めている段階だという。
インテルはイタリア代表MFダビデ・フラッテージの譲渡に加えて、移籍金1000万ユーロ(約15億6000万円)を支払う予定だという。その一方で、ユベントスは今夏にアタランタ(イタリア1部)のオランダ代表MFトゥーン・コープマイネルスの獲得に乗り出しているが、高額な移籍金が必要になることからその代役のようだ。
なお、キエーザの代理人を務めるファリ・ラマダニ氏はロンドンに赴き、チェルシー(イングランド1部)とトッテナム・ホットスパー(同1部)と会談を行った模様。だが、両クラブからは正式オファーが届いていないようだ。
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