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スペイン戦失点で関根大輝に「安定の柏レイソル産」神戸サポの投稿物議

関根大輝 写真:Getty Images

 大岩剛監督率いるU23日本代表は、日本時間2日深夜開催のパリ五輪男子サッカー競技準々決勝で、スペイン代表に0-3と敗北。オフサイド判定によるFW細谷真大(柏レイソル)のゴール取り消しが議論の対象となる中、DF関根大輝(柏)に対するヴィッセル神戸サポーターの投稿が物議を醸している。

 当該サポーターは3日午前、スペイン戦で関根がシュートブロックに入る失点シーンをアップ。「このスライディングの4番、誰かと思ったら関根大輝か」と切り出すと、「シュートに身体を投げ出すのが良いと思っている、いつまで経っても学習しない安定の柏レイソル産」と酷評している。

 すると、この投稿に対して「日本を代表して戦ってる選手に対してその態度はない」「失点してしまったのは残念だけど。関根選手最後までよく走って右サイドで躍動してたと思うけど」「あんまりレイソルの選手を馬鹿にするなよ」といった批判が相次いでいる。

 関根と言えば、今年3月3日にノエビアスタジアム神戸で行われた明治安田J1リーグ第2節の神戸対柏におけるプレーで話題に。前半28分、MF汰木康也と空中で競り合った際、関根の膝が汰木の左脇腹付近に直撃。汰木は直後に途中交代すると、左多発肋骨骨折、外傷性血気胸により戦線離脱を強いられていた。

 イスマイル・エルファス主審は関根のファウルを取らなかったこともあり、試合後には両クラブのサポーターによる論争が白熱していた。それだけに、今回の批判投稿にも「神戸からオリンピック出ているのか?」「ヴィッセル産は全く育ってないな」といった煽りや、「神戸サポの面汚しだ」「ヴィッセルもお前みたいなサポーターお断り」「神戸サポが悪く思われるの可哀想」などと、神戸サポーターからの反発も見受けられる。