ラ・リーガ アトレティコ・マドリード

アトレティコ、マンC万能型FWアルバレスに移籍金総額約112億円のオファー提示か

マンチェスター・シティ FWフリアン・アルバレス 写真:Getty Images

 アトレティコ・マドリード(スペイン1部)が、マンチェスター・シティ(イングランド1部)に所属するアルゼンチン代表FWフリアン・アルバレス(24)の獲得に向けて動いているようだ。

 昨季のラ・リーガ32試合で15ゴール4アシストを記録したスペイン代表FWアルバロ・モラタがミランへ移籍し、オランダ代表FWメンフィス・デパイが契約満了に伴い退団したアトレティコ。前線の補強として昨季にビジャレアルでゴールを量産したノルウェー代表FWアレクサンダー・セルロートを完全移籍で獲得した。

 イギリス『アスレティック』によれば、アトレティコはさらなる補強としてアルバレスの獲得にも熱心だという。複数クラブからの関心も集めているアルゼンチン代表FWにアトレティコは移籍金5500万ユーロ(約88億円)にボーナスを加えた総額7000万ユーロ(約112億円)のオファーを提示しているが、シティは基本移籍金7000万ユーロにボーナス2000万ユーロ(約32億円)を求めているようだ。

 2022年夏にリーベル・プレートからシティへ正式加入したアルバレスはノルウェー代表FWアーリング・ハーランドの控えながら、クラブのタイトル獲得に貢献。卓越したシュート技術などを武器に昨季は公式戦54試合で19ゴール13アシストを記録した。

 なお、オーバーエイジとしてパリ・オリンピックでオーバーエイジとして参戦しているアルバレスは「昨シーズンの僕は、チームで最も出場時間の多かった選手の一人だった。でも、重要な試合でメンバーから外れるのは嫌だ。自分の決断を考える時間はある。冷静に考える時間はまだない。オリンピックが終わったら、自分にとって何が必要なのか、じっくり考えるつもりだ」と自身の去就について述べている。