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旗手のレスター移籍、セルティックがオファーに備える

旗手怜央 写真:Getty Images

 スコットランド1部セルティック所属の日本代表MF旗手怜央の周囲が騒がしくなっているようだ。

 イギリス第二の発行部数を誇る日刊紙『 Daily Mail』によると、2024/25シーズンからイングランド1部・プレミアリーグに昇格するレスター・シティのスティーブ・クーパー監督が旗手の獲得を強く望んでいるとのこと。

 まだ正式なオファーが出されているわけではないが、セルティックは旗手に関するレスターからの強い関心に気づいており、巨額オファーに備えているという。先日、ロシア1部・プレミアリーグのゼニト・サンクトペテルブルクからの旗手獲得オファーを拒否したことも伝えられているセルティック。旗手は2023/24シーズン、怪我に悩まされていたが3ゴール5アシストを記録している。

 現在、セルティックと2028年までの契約を結んでいる旗手。あと4年残っていることから、獲得を希望するクラブには高額な移籍金を要求することができるため、ブレンダン・ロジャーズ監督とクラブは、旗手に関する他クラブからの関心をかわし続けることができる有利な立場にあるとも伝えられている。

 また、イタリア1部セリエA所属のアタランタとイングランド1部プレミアリーグのサウサンプトンがセルティック所属のイギリス人MFマット・オライリーの獲得に乗り出したため、クラブはこれを阻止するのにかなり奔走していたようだ。そして今、もう一人の中盤のスターである旗手の移籍阻止に忙しく、ロジャーズ監督が望む補強にまで着手出来ていないのが現状のようだ。

 セルティックのサポーターは、この移籍期間内にクラブが獲得する最初のフィールドプレイヤーを待ち望んでいるようだが、どのような進展を見せるのか注目が集まっている。