イスラエル戦・藤尾翔太のプレー話題「町田ゼルビアらしさ感じる」と指摘も

　大岩剛監督率いるU23日本代表は、日本時間31日未明開催のパリ五輪男子サッカー競技・グループステージ第3戦で、イスラエル代表と対戦。スタメン出場のFW藤尾翔太（町田ゼルビア）に対する称賛が相次いでいるほか、MF荒木遼太郎（FC東京）への「水かけ行動」継承の可能性でも藤尾が話題になっている。

　攻撃陣の中心選手として、町田の躍進に大きく貢献している藤尾。パリ五輪の舞台でも、初戦でパラグアイ代表からダメ押しゴールを奪うなど、本来のパフォーマンスを発揮。FW細谷真大（柏レイソル）らとし烈なポジション争いを繰り広げている。

　そんな中で迎えたイスラエル戦では、グループステージ突破が決まっていることもあり、スタメン出場。後半途中までノーゴールとはいえ、守備でのプレス等により攻撃陣で一際存在感を放っている。

　それだけにネット上では「藤尾選手が本来のポジション追い越しての守備。責任感高いな」「藤尾のプレスバックが素晴らしい」「藤尾は守備で誰よりも走っている」といった声が。一部のサポーターは「藤尾いいなぁ！随所に町田ゼルビアらしさを感じる」と、プレー強度の高さを武器とする町田の戦術に言及している。

　今季のJ1リーグ公式戦で複数回にわたる「PK水かけ行動」でも注目を集めていた藤尾。イスラエル戦の後半開始直後、コーナーキックのシーンで荒木がペットボトルの水をボールにかけただけに、「藤尾が教えたのかな？」「町田のスタイルが浸透している」といった声も挙がっている。