プレミアリーグ マンチェスター・ユナイテッド

中盤強化に動くマンU、本命獲得難航でスポルティングMFヒュルマンドを注視?

モルテン・ヒュルマンド 写真:Getty Images

 マンチェスター・ユナイテッド(イングランド1部)が、スポルティングCP(ポルトガル1部)に所属するデンマーク代表MFモルテン・ヒュルマンド(24)の獲得に興味を示しているようだ。

 ブラジル代表MFカゼミーロやスコットランド代表MFスコット・マクトミネイの去就が不透明となっているユナイテッド。そのため、今夏に中盤強化に乗り出しており、パリ・サンジェルマン(PSG/フランス1部)でプレーするマヌエル・ウガルテの獲得に動いているとされている。

 ユナイテッドはすでにウルグアイ代表MFと個人合意に至ったものの、PSGと移籍金に関しての交渉をまだ行えていない模様。クラブ市場最低の8位フィニッシュからの巻き返しを目指す新シーズンに向けて準備を進めているなかで、ユナイテッドは不満を募らせているようだ。

 そのなかで、ユナイテッドのスカウト陣は以前からモニタリングしているヒュルマンドを代替案として考えている模様。同選手には6750万ポンド(約133億4000万円)の契約解除金が設定されているが、クラブの主将であるポルトガル代表MFブルーノ・フェルナンデスも太鼓判を推しているようだ。

 母国のアドミラでプロキャリアをスタートさせたヒュルマンドはレッチェでのプレーを経て、昨夏にスポルティングへ加入。高いパス技術で試合を組み立てることを得意としているボックス・トゥ・ボックスタイプの選手である同選手は昨季はプリメイラ・リーガ30試合で3ゴール2アシストを記録した。