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FC東京、ガルディーノ獲得で合意!グレミオは移籍金5倍以上で売却

エバートン・ガルディーノ 写真:Getty Images

 FC東京はブラジル1部グレミオからブラジル人FWエバートン・ガルディーノを完全移籍により獲得する模様。近日中にも公式発表の見込みだという。

 現在27歳の同選手は、身長177cmで左利きのアタッカー。ブラジル3部トンベンセFCからの期限付き移籍を繰り返す中、昨年1月にグレミオへ加入。2023シーズンのブラジル1部リーグ戦では28試合でプレーも、スタメン出場はわずか9試合。それでも6ゴール2アシストと存在感を発揮していたが、今季はここまでリーグ戦で4試合のスタメン出場にとどまり、ノーゴールと結果を残せず。グレミオとの契約を2026年12月まで残す中、以前から構想外の可能性が報じられていた。

 そんなガルディーノの去就を巡っては、ブラジルメディア『Correio do Povo』は24日に「グレミオはガルディーノの放出にむけて、数日前から日本国内クラブと交渉している」と報道。グレミオは2023シーズン終了後にトンベンセから同選手を移籍金150万レアル(約4000万円)で獲得しているが、5倍以上の金額で売却するとみられていた。

 すると、グレミオの移籍市場に精通しているディオゴ・ロッシ記者は25日に「ガルディーノは近日中にFC東京と契約を結ぶ。移籍金は840万レアル(約2億2900万円)」とリポート。同選手はFC東京と3年契約を結ぶ予定だが、今は在留資格の取得にむけて動いているという。

 なおFC東京では、FWディエゴ・オリヴェイラ、FWジャジャ・シルバ、DFエンリケ・トレヴィザンと3名の外国籍選手がプレー。J1第24節終了時点で首位の町田ゼルビアから勝ち点13差の7位につけているだけに、ガルディーノの獲得でさらなる得点力アップを狙うようだ。