マンチェスター・ユナイテッド(イングランド1部)が、バイエルン・ミュンヘン(ドイツ1部)に所属するモロッコ代表DFヌサイル・マズラウィ(26)の獲得に興味を持っているようだ。
昨季はクラブ史上最低順位の8位でプレミアリーグをフィニッシュし、捲土重来を目指す新シーズンに向けて、アメリカツアーに臨むたユナイテッド。だが、1年以上も離脱しているオランダ代表DFタイレル・マラシアの復帰時期は未定であることに加えて、ポルトガル代表DFディオゴ・ダロトやイングランド代表DFルーク・ショーは今夏に開催されたユーロ2024に参加していたことから、アメリカツアーは欠場する。
そのため、プレシーズンに参加するサイドバックを本職としている選手は去就が不透明となっているイングランド人DFアーロン・ワン=ビサカのみだという。ただ、同選手はユナイテッドと2025年夏までの契約となっており、契約延長をしない場合は今夏に売却される見込みでウェストハム・ユナイテッド(イングランド1部)やガラタサライ(トルコ1部)などが関心を示しているようだ。
イギリス『テレグラフ』によれば、ワン=ビサカが退団した場合の後釜として左サイドバックでのプレーも可能なマズラウィをリストアップしているという。なお、同選手はアヤックス(オランダ1部)時代にユナイテッドを率いるエリック・テン・ハグ監督と共闘している。
アヤックスでプロキャリアをスタートさせたマズラウィは、2022年夏にバイエルンへ移籍。昨季も両サイドバックをできるポリバレント性を武器に公式戦29試合で4アシストを記録していた。
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