プレミアリーグ マンチェスター・シティ

デ・ブライネに退団噂のマンC、パレス10番エゼに注目?契約解除金が必要に

エベレチ・エゼ 写真:Getty Images

 マンチェスター・シティ(イングランド1部)が、クリスタル・パレス(同1部)に所属するイングランド代表MFエベレチ・エゼ(26)の獲得に興味を示しているようだ。

 2015年にボルフスブルクから加入以降、正確無比なパスとチャンスメイク能力の高さを武器に司令塔として君臨しているベルギー代表MFケビン・デ・ブライネに退団の可能性が浮上しているシティ。プレミア王者との現行契約が来夏に満了となるベルギー代表MFにはサウジアラビアからの関心が浮上している。

 イギリス『ミラー』によれば、シティはデ・ブライネが退団した場合の後釜として複数の選択肢を検討しているという。また、イングランド代表MFにはセンターラインの強化を目指しているトッテナム・ホットスパー(イングランド1部)も関心を示しているようだ。

 その一方で、今夏にラツィオ(イタリア1部)から日本代表MF鎌田大地をフリートランスファーで獲得したパレスだが、U-23フランス代表MFミカエル・オリーズをバイエルン・ミュンヘン(ドイツ1部)へ売却。これ以上の流出を望んでいないことから、エゼに設定されている6000万ポンドの契約解除金を支払われない限りは交渉に応じないようだ。

 クイーンズ・パーク・レンジャーズでプロキャリアをスタートさせたエゼは、ウィコムへのレンタル移籍を経験して2020年夏にパレスへ移籍。切れ味鋭いドリブルを武器に昨季は負傷離脱がありながらも、プレミアリーグ27試合で11ゴール4アシストを記録した。