プレミアリーグ マンチェスター・シティ

アル・イテハド、アル・ナスル行き破談のマンC守護神エデルソンに興味か

エデルソン 写真:Getty Images

 アル・イテハド(サウジアラビア1部)が、マンチェスター・シティ(イングランド1部)に所属するブラジル代表GKエデルソン・モライス(30)の獲得に興味を持っているようだ。

 ブラジル代表として25キャップを刻むエデルソンはポルトガルの複数クラブプレーしたのち、2017年夏にシティへ加入。守備範囲の広さやビルドアップ能力の高さ、足元の技術を武器に昨季もプレミアリーグ33試合で13回のクリーンシートを達成して史上初のリーグ4連覇に貢献した。

 移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によれば、エデルソンはポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが在籍するアル・ナスル(サウジアラビア)と個人合意に達していたものの、クラブ間合意に至らなかったことから交渉は決裂したという。

 しかし、ブラジル代表GKは引き続きサウジアラビアへの移籍に熱心であるとのこと。そのなかで、元フランス代表FWカリム・ベンゼマが在籍しているアル・イテハドが獲得に向けてアプローチしているようだが、シティは移籍金5000万ユーロ〜6000万ユーロ(約85億7000万円〜約102億9000万円)を要求していることから簡単なオペレーションではないようだ。

 なお、アル・イテハドはアストン・ビラ(イングランド1部)でプレーするフランス代表FWムサ・ディアビの獲得が決定的に。昨季の公式戦54試合で10ゴール9アシストを記録した同選手の移籍金は6000万ユーロ(約102億1000万円)程度とみられている。