ブキャナンが負傷離脱のインテル、アーセナルDFキビオルへのアプローチ検討？

　インテル（イタリア1部）が、アーセナル（イングランド1部）に所属するポーランド代表DFヤクブ・キビオル（24）の獲得に興味を持っているようだ。

　母国のティヒやアンデルレヒトの下部組織で育ったキビオルは、スロバキアの複数クラブでプレーした後、2023年1月にスペツィアからアーセナルへ完全移籍。ビルドアップ能力の高さやスピードを活かした広い守備範囲を武器に昨季はプレミアリーグ20試合で1ゴール3アシストを記録した。

　イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によれば、インテルはカナダ代表として今夏に開催されたコパ・アメリカに参戦していたカナダ代表DFタジョン・ブキャナンが負傷し、4カ月か5カ月欠場する予定だという。加えて、昨季後半戦からセンターバックでのプレーが増えたブラジル代表DFカルロス・アウグストを左ウイングバックに戻す予定だという。

　そのため、インテルは今夏に左利きのセンターバックを探しており、キビオルへのアプローチを検討しているという。また、ポーランド代表DFにはミラン（イタリア1部）とユベントス（同1部）も目を光らせているとのことだ。

　なお、キビオルが所属するアーセナルは、今夏にボローニャ（イタリア1部）でプレーするイタリア代表DFリッカルド・カラフィオーリの獲得を標榜。アーセナルは移籍金に加えて、キビオルの譲渡というオファーを提示していたものの、これはボローニャに拒否されていたようだ。