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浦和ヘグモ監督解任?札幌戦黒星で議論再燃。スコルジャ監督復帰説は…

ペア・マティアス・ヘグモ監督 写真:Getty Images

 浦和レッズは今月20日開催の明治安田J1リーグ第24節で、最下位の北海道コンサドーレ札幌に3-4と敗北。以前からペア・マティアス・ヘグモ監督解任の可能性が取り沙汰されているだけに、監督人事を巡る議論が白熱している。

 タイ大手メディア『サイアムスポーツ』は今月中旬、浦和がヘグモ監督の解任を検討していると報道。これによると、浦和のパートナーシップ提携先であるタイ1部ムアントン・ユナイテッドは、ジュビロ磐田から期限付き移籍により加入していたMF大森晃太郎の今夏退団が濃厚とみられる中、大森に替わるアジア枠の選手として浦和からの新戦力獲得を狙っている模様。しかし監督交代の場合は、当該選手の出場機会増加が見込まれることから、ターゲットを切り替える可能性もあるという。

 その浦和は第24節終了時点で、9勝6分9敗と暫定10位に。今年夏の移籍ウィンドウで主将のDF酒井宏樹、副主将のDFアレクサンダー・ショルツ、中盤の要であるMF岩尾憲、MFオラ・ソルバッケンらが退団するなど、守備陣の選手層に不安を抱えている。

 それだけに、札幌戦後には「ヘグモ監督を解任すべき」「ヘグモ監督の采配力はない」などと、現指揮官にたいする厳しい声が挙がる一方で「監督解任には大反対」「今まで監督解任で成功したことがあまりない」とヘグモ監督続投待望論も。一部のファンは「監督解任よりも補強を」「今の浦和は怪我人も多く、やりくりが大変な中、チームの目指すべき方向は見えている」とチーム編成に注目しているほか、「本当に方向性をちゃんと決めないと選手達が迷う」という意見も。Xで「ヘグモ監督」「監督解任」がトレンド入りするなど、浦和の監督人事に注目が集まっている。

 浦和は昨季、マチェイ・スコルジャ監督のもとでAFCチャンピオンズリーグを制覇。同監督退任時には別れを惜しむ声が多く挙がっていただけに、ヘグモ監督続投派からは「スコルジャ戻ってくれるなら、話は別」「スコルジャ監督が復帰しても状況は好転しない感じがする」という意見も見受けられている。