日本代表FW小川航基と、パリ五輪U-23日本代表のサポートメンバーから漏れたMF佐野航大が所属するNECナイメヘン(オランダ1部)が、日本時間20日にヘルタ・ベルリン(ドイツ2部)と練習試合を行い敗戦(0-1)した。
小川、佐野ともに出場したこの試合は60分×2回で行われ、すべてのフィールドプレーヤーが1時間プレーできる変則ルールだった。ナイメヘンは開始1分で小川を経由し、佐野がゴールに迫りヘルタに襲いかかったが、前半のうちにヘルタに先制点を奪われた。小川は前半に肩を負傷し、失意のままフィールドを後にした。
小川の状態だが、肩を脱臼していることが明らかになり、エールディヴィジ開幕(8月10日)から最初の数週間は出場は不可能だと伝えられている。現地では、昨2023-24シーズンで11ゴールをあげた小川はナイメヘンで唯一の真のストライカーであると認知されており、クラブにとっては大きな失望となったようだ。
また、同試合では7月14日に実兄のMF佐野海舟(マインツ)が不同意性交を行った容疑で逮捕された後に、パリ五輪のサポートメンバーから招集を見送られたMF佐野航大も出場。期待をさせるプレーを幾度か披露したようで、こちらの仕上がりは順調なようだ。
ストライカー不足に悩むナイメヘンは、小川のライバルとして、昨2023-24シーズンレンタル先のユトレヒト(オランダ1部)で20試合に出場し11ゴールをあげたFWサム・ランメルス(レンジャース)の獲得に本腰を入れていたが、拒否されたとのこと。
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