日本代表のベテランDF谷口彰悟がアル・ラーヤン(カタール1部)から、シント=トロイデン(ベルギー1部)へ加入することが7月19日に公式発表された。
川崎フロンターレで4回ものJ1制覇で黄金時代を築き上げた谷口は、2022年のFIFAワールドカップ(カタールW杯)に出場後の2023シーズンにアル・ラーヤンに移籍し、主力としてチームを牽引した。そして、今回アル・ラーヤンと双方合意の下で契約を解除し、シント=トロイデンへ移籍を果たした。
そんな谷口だが、自身のInstagramで2024年の1月に「誰よりもガムシャラに、年齢は関係ない、俺ならできる、とどまらないぶっちぎる」と投稿しており、33歳という年齢にして初の欧州移籍を実現させた。J1よりもレベルの落ちるであろうカタールリーグへの移籍後に欧州への挑戦は異例というとらえ方もできるが、日本代表でも安定した力を発揮しており、シント=トロイデンの最終ラインに安定感をもたらしてくるのではないだろうか。
谷口はシント=トロイデンの公式サイトにて「皆さんこんにちは、谷口彰悟です。クラブの一員としてここで戦うことができてとても嬉しく思っています。活躍できるよう頑張りますので、ぜひ一度ベルギーまで足を運んでいただけると嬉しいです。応援よろしくお願いします! 」とコメントしている。
また、シント=トロイデンの立石敬之CEOは「また1人経験豊富な素晴らしいディフェンダーがクラブに加入することを嬉しく思います。彼が持つワールドカップなどでの多くの経験は、チームに良い影響を与えてくれると信じています。 彼は非常にクレバーで技術に優れており、その能力を活かして我々の後方からのゲームメイクを高いレベルに引き上げてくれることを期待しています」とコメントし、期待の高さがうかがえた。
なお、シント=トロイデンは7月27日にジュピラー・プロ・リーグの開幕戦を、昨2023-24レギュラーシーズン2位の強豪アンデルレヒトとアウェーで対戦することになっている。
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