Jリーグ サガン鳥栖

朴一圭らが対象?鳥栖スポンサーがクラブ批判!川井健太監督解任論も

サガン鳥栖 写真:Getty Images

 サガン鳥栖は今月21日に明治安田J1リーグ第24節のサンフレッチェ広島戦に臨むが、この一戦を前にスポンサーがクラブ批判を展開。クラブの規律や理念を巡り危機感をあらわにしているが、GK朴一圭やMF手塚康平らが批判の対象となっている。

 事の発端は、ピッチスポンサーとして鳥栖を支援している『医療法人 春陽会 上村病院』で人間ドックを受けたというファンのSNS投稿だ。このファンは病院内に飾られているサイン入り色紙をおよそ50秒の動画によりアップ。多くの選手が「上村病院様へ」と敬称を入れた上でサインをしているが、朴、手塚、MF楢原慶輝、FW富樫敬真らの色紙には「上村病院へ」と書かれている。またMF河原創、MF藤田直之、MF長沼洋一、FW横山歩夢らの色紙には「上村病院様へ」や日付の記載がない。

 当該ファンのSNS投稿には、上村春良病院長が反応。今月18日深夜にXで「サイン動画を撮影いただいた通り、残念ながらこれが今のサガン鳥栖の選手の現状です」と切り出すと、以下のようにクラブに対して改善を訴えている。

 「現サガンドリームス社長及び川井監督体制になってから、半分程度の選手が、シーズン前のメディカルチェックの時に書くサイン色紙の宛名を、上村病院へと呼び捨てで書かれています。現体制は、なんで上村病院さんへと書く必要があるんだ?茶髪の何が悪いんだ?サガン鳥栖と契約したら黒髪にしなければいけない理由はなんだ?」

 「理由ではない大事にしてきた規律や理念もどんどん破壊され、サッカー上手けりゃファンサービスも社会人としての非常識も目を瞑るという、竹原稔サガンドリームス前社長、金明輝前監督時代にはあり得なかった惨劇です」(原文ママ)

 この上村病院長の投稿は、鳥栖サポーターやJリーグファンの間で話題に。「スポンサーの方々に失礼が無いように振る舞うのが礼儀だと思う」「フロントがダレたら選手もダレる」と同病院長の意見に賛同する声が挙がる一方で、「ポスト消した方が良いですよ」「クラブに直接言うべき」といった意見も。「川井監督が辞めない限り、鳥栖の狂った歯車は終わらない」などと、ここに来て川井健太監督の解任論が再び湧き起こっている。