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日本代表・鈴木唯人が移籍示唆「ブレンビーとの契約に…」希望の行き先は…

鈴木唯人 写真:Getty Images

 デンマーク1部ブレンビーIF所属の日本代表FW鈴木唯人が、MF久保建英所属のレアル・ソシエダなど複数クラブからの関心が報じられる中、今夏移籍の可能性について語った。

 昨年8月に清水エスパルスからブレンビーへ完全移籍した鈴木。2023/24シーズンはリーグ戦・プレーオフあわせて26試合に出場して11ゴールをマークするなど、シーズン後半戦に主力選手として活躍。すでに複数クラブの現地視察が報じられているほか、先月開催のFIFAワールドカップ北中米大会アジア2次予選(対ミャンマー)でA代表デビューを飾っている。

 そんな成長著しい鈴木は、インターネット動画配信サービス『DAZN』で今月18日配信開始の「内田篤人のフットボール・タイム」に出演。日本代表OBの内田篤人氏から「契約上、他クラブからオファーが届けば、いつでも移籍できるようにしているのか」などと、契約解除条項の有無を訊かれると、「ブレンビーとの契約について細かくは分からないけど、オファーがあればステップアップしたいというのは、みんな思っていることなので」と真剣な表情を崩さずに回答。希望の移籍先にプレミアリーグ、ブンデスリーガを挙げたほか、「色々な国でプレーできる選手になりたい」と理想像を掲げている。

 またMF遠藤航所属のリバプールやマンチェスター・ユナイテッド、トッテナム・ホットスパー、DF伊藤洋輝を獲得したバイエルン・ミュンヘン、VfBシュツットガルトなどが移籍先候補として報じられていることに話題が及ぶと、白い歯を見せながら「いやいや、どうなんですかね」と言及を避けつつも、「デンマークはステップアップにもってこいの国だと思う。若い選手を使ってくれるし、イギリス、ドイツも近い。視察に来るスカウトの数も多い」と私見を述べた。

 今月17日の時点で、ブレンビーのプレシーズントレーニングに参加している鈴木。現行契約は2028年6月まで残っているが、デンマーク紙『エクストラ・ブラデット』は今月4日、ブレンビーが移籍金1億デンマーク・クローネ(約23億円)を要求する可能性を報道。同選手の市場価値がわずか1年で60万ユーロ(約1億円)から600万ユーロ(約10億4000万円)にまで上昇したことも、現地で話題になっている。