Jリーグ 鹿島アントラーズ

町田浩樹も変わり者?鹿島独特の人間関係とは「他クラブで浮いた」選手も

町田浩樹(鹿島アントラーズ所属時) 写真:Getty Images

 ベルギー1部ユニオンSG所属の日本代表DF町田浩樹は、かつて鹿島アントラーズでプレー。元チームメイトのDF西大伍(いわてグルージャ盛岡)やDF犬飼智也(柏レイソル)とともに、鹿島ならではの雰囲気や人間関係について議論を交わしている。

 西の公式YouTubeチャンネルでは、今月15日に3選手による鼎談の様子が公開されている。「元鹿島DF会」として開催された食事会は、西が現在も鹿島時代のチームメイトとゲームをしていることを明かすと、犬飼は「鹿島のメンバー、繋がりが深いよね」と反応。西が「タイトルを獲るために、本気でぶつかり合った。(他クラブにも)違う仲の良さはあるけど、本気度はあるかな」と鹿島時代を振り返ると、犬飼は「思ったことをストレートに言える。それが当たり前で楽だった。みんながやっていたから嫌われない」と頷いている。

 また、西は鹿島時代のチームメイトである赤崎秀平氏について「鹿島では認められていたけど、やっぱり他のクラブへ行くと浮いたりしていたみたい」とコメント。「(鹿島の場合は)年上の選手が違いを受け入れる懐があった感じはする。昌子源とかもそうだし」と、異なる意見を受け入れる鹿島ならではの環境を説明している。

 すると、3人の間で「西が変わり者であるか」と点で議論が白熱。西が「鹿島は変わっている人ばかりだろ」と反論すると、犬飼は「町田もある意味変わっていた」と主張。これに本人は「この前、日本代表のチームメイトとご飯食べている時に、『この中で誰が一番変わっていないか』という話になって。冨安健洋と『俺じゃね?』と話していた」と言葉を返した。

 町田は2016年に平戸太貴らとともに、鹿島のトップチームへ昇格。J1リーグ通算87試合の出場で8ゴールと、2019シーズン以降に出場機会を増やすと、2022年1月にユニオンSGへ移籍。海外でさらなる成長を遂げ、今やDF冨安健洋(アーセナル)やDF板倉滉(ボルシアMG)らとともに日本代表の守備陣を支えている。