Jリーグ アビスパ福岡

小田逸稀と満田誠巡り遺恨。広島・福岡サポのブーイング物議!誹謗中傷も

 アビスパ福岡所属のDF小田逸稀は、今月14日開催の明治安田J1リーグ第23節サンフレッチェ広島戦でスタメン出場。かつて広島所属MF満田誠にタックルを見舞った同選手に対する広島サポーターのブーイングを巡り、賛否含めて様々な意見が湧き起こっている。

 昨年5月7日にエディオンスタジアム広島で行われたJ1第12節では、前半11分に満田がピッチ中央付近でパスを受けようとした際、小田が背後からスライディングタックル。両足で満田の右足を挟んで倒すと、満田は右膝前十字靭帯部分損傷により、途中交代を余儀なくされた。

 満田の大怪我や長期離脱もあり、昨年12月のJ1最終節につづき、エディオンピースウイング広島で行われた両クラブの対戦でも、広島サポーターが小田に対してブーイング。ネット上では「小田へのブーイングは、いい加減やめてほしい」「聞いていて不快」といった声が挙がる一方で、「小田は満田に近寄らないで」「小田は一生許されるわけない」といった声も。「サッカー選手やめろ」といった誹謗中傷と解釈可能なコメントも見受けられるなど、同選手を巡る議論が白熱している。

 また、一部の福岡サポーターが満田に対してブーイングを浴びせたことも議論の対象に。「満田へのブーイングはお返しなのかな?」「小田がブーイングされたかあらといって、満田にブーイングするのはおかしい」という意見が挙がっている。

 スライディングタックルをはじめ、ラフプレーを巡る議論が止まないJリーグ。小田と満田に関する問題が自然解消に至っていないだけに、選手本人がブーイングを聞いてどのように感じているのか気になるところだ。