かつて川崎フロンターレに在籍していた日本代表DF谷口彰悟が、今夏移籍間近である模様。ベルギー1部シント=トロイデンVV(STVV)加入の可能性が報じられているが、すでにカタール1部アル・ラーヤンから離脱しているという。
同選手の去就を巡っては、カタールメディア『スタッド・アル・ドーハ』が先月30日に「カタール1部昇格組であるアル・シャハニア移籍間近だ」とリポート。川崎がJ1残留争いに巻き込まれていることもあり、日本国内では古巣復帰待望論が湧き起こっていたが、一部メディアは今月はじめにSTVV移籍の可能性を伝えている。
その谷口は、川崎のキャプテンとして4度のJ1制覇や2019シーズンのYBCルヴァンカップ優勝、2020シーズンの天皇杯制覇を成し遂げたほか、アル・ラーヤンでも守備陣の中心選手として活躍。2023/24シーズンもカタール1部リーグ全22試合でスタメン出場していた。しかし、9日に発表されたアル・ラーヤンのトレーニングキャンプ参加者リストに含まれていないだけに、移籍の可能性は高いとみられる。
STVVはMF遠藤航(リバプール)やMF鎌田大地(クリスタル・パレス)など、日本代表の中心選手を輩出。今夏の移籍ウィンドウでは、GK鈴木彩艶のパルマ移籍がほぼ確実と報じられる中、ベンフィカからGK小久保玲央ブライアンを獲得する見込みだ。
一方、1998年設立のアル・シャハニアは、2017/18シーズンのカタール2部リーグで優勝も、1部優勝の実績はなし。2023/24シーズンは、元インテル所属選手のDFジェイソン・ムリージョらを擁する中、2部リーグを2位で終了。昇格プレーオフで1部11位のアル・マルキヤを3-1で下した。
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