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鈴木彩艶がSTVV退団明言!小久保玲央ブライアンに言及も「移籍するなら…」

鈴木彩艶 写真:Getty Images

 ベルギー1部シント=トロイデンVV(STVV)所属GK鈴木彩艶は、パリ五輪U23日本代表で招集外に。セリエA(イタリア1部)パルマ移籍の可能性が報じられる中、本人がSTVV退団が既定路線であることを明かしたほか、ベンフィカ所属GK小久保玲央ブライアンのクオリティーを評価している。

 鈴木の去就を巡っては、マンチェスター・ユナイテッドやジェノアなど複数クラブからの関心が報じられる中、イタリアメディア『スカイスポーツ』は今月1日に「パルマは鈴木の獲得まであと一歩のところまで迫っている」とリポート。クラブ間交渉が進んでいるとみられる中、イタリア紙『ガゼッタ・ディ・パルマ』は今週中に合意に達する可能性を伝えている。

 すでにプレシーズンマッチを欠場するなど、移籍に向けた動きがみられる鈴木。ベルギー紙『HBVL』で6日に掲載されたインタビュー記事によると、同選手は「僕はここでひとりのゴールキーパーとして大きな進歩を遂げました。このクラブには明るい未来が見えます」と語るなど、STVV退団を明言したという。

 一方、STVVは鈴木の後釜としてパリ五輪U23日本代表メンバーの小久保を獲得する模様。同年代のライバルについて、鈴木は「もし彼がSTVVへ移籍するならば、良いことですね。彼とは日本代表で一緒にプレーしましたし、大きな可能性を秘めたGKですよ」と称えたという。

 鈴木は浦和レッズでGK西川周作の控えに甘んじる中、昨年夏にマンチェスターUからオファーが届いたものの、出場機会の確保を優先してSTVVへ移籍。海外挑戦1年目からSTVVの正守護神として活躍しているが、欧州のデータサイト『DataMB』によると、同選手は空中戦勝率100%、パス成功率94%、ゴール阻止率89%と複数部門でベルギー1部リーグトップレベルの数値を叩き出しているという。