Jリーグ 名古屋グランパス

J1複数クラブが相馬勇紀の獲得失敗?内田篤人は「湘南のスタイル合う」と頷く

相馬勇紀 写真:Getty Images

 2023/24シーズン限りで期限付き移籍先のポルトガル1部カーザ・ピアACを退団した日本代表MF相馬勇紀が、自身の過去に言及。早稲田大学から名古屋グランパス加入に至るまでの過程を語っているが、FC東京をはじめ複数クラブから関心を寄せられていたという。

 同選手はインターネット動画配信サービス『DAZN』で今月4日放送開始の「内田篤人のフットボール・タイム」に出演。東京都調布市出身で、幼い頃にFC東京や東京ヴェルディのホームゲームを観戦していたことや、かつてFC東京・ガンバ大阪OBのブラジル人FWルーカスに憧れていたことを明かしている。

 「高卒でプロへ行けなかった」と早稲田大学進学の理由を語った相馬。内田氏から名古屋加入に傾いたタイミングを訊かれると、「大学3年が終わった頃に、名古屋から話が来て特別指定が出た。(オファーのタイミングは)名古屋が一番早かった」と語る。

 さらに内田氏から「他にクラブあった?」と深堀りされると、「FC東京、湘南ベルマーレの練習に参加する予定があった」と回答。内田氏が「湘南のスタイル合うよな」と頷くと、「監督も曺貴裁さんで、早稲田の先輩でもあったので、僕のことを気にかけてくれた」と、大学の先輩から熱視線を送られていたことを明かしている。

 名古屋、鹿島アントラーズを経て、昨年1月に海外挑戦を果たした相馬。カーザ・ピア退団後の去就については「海外でプレーしたい」と語っているが、Jリーグ復帰のタイミングでFC東京や湘南から話が来る可能性も考えられる。