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ジェフ千葉・小林慶行監督「簡単に埋められる穴ではない」【清水戦直前取材】

小林慶行監督 写真:Getty Images

 7月6日にIAIスタジアム日本平で開催される2024明治安田J2リーグ第23節で清水エスパルス(現3位)と対戦するジェフユナイテッド千葉(現6位)が、試合に向けて囲み取材を行った。

 第22節の鹿児島ユナイテッド戦では、前半思うようなプレーをさせてもらえず苦戦を強いられた千葉。16分には失点を許してしまい悪いムードが立ち込めていたが、MF田口泰士の技ありゴールで同点に追いつくと後半22分にはDFメンデスのヘディングで逆転に成功。苦しい闘いを2-1で物にした。小林慶行監督は次のように試合を振り返る。

 「内容が良かったとは言えない。ただ、強度の部分における修正はハーフタイム中にすることができたので、狙い通りのボール奪取ができているシーンもあった。ポジティブな部分も共有して成長していかなければいけないですし、セットプレーからの逆転ができたことは自信にもなるはずです」と鹿児島戦の勝利には一定の評価を示した。

 清水戦については「個の能力が高い相手。だからこそ、選手一人が代わることで違った顔を見せるチームだと思っています。このリーグにおいてトップの力を持つ相手であることは間違いないので、チャレンジャーとしてやるべきことを整理したい。サポーターの力を借りて、100パーセントの力を101、102と増やしていきたい」とアウェーでのリベンジに燃える。

 DF鈴木大輔の負傷もあり、より一層の団結が求められる千葉。小林監督は「簡単に埋められる穴ではない」としつつ「『彼のためにも戦う』という気持ちがチームには生まれている」と語った。難しい試合になることが予想される次節だが、勝てば上のステージに行けるチャンスだ。

名前:浅野 凜太郎

趣味:サッカー観戦、旅行、音楽鑑賞、撮影
好きなチーム:マンチェスター・ユナイテッド
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