かつて柏レイソルでプレーしていた日本代表GK中村航輔には、ポルトガル2部降格のポルティモネンセで2024/25シーズンを迎える可能性がある模様。バイエルン・ミュンヘンから期限付き移籍により加入していたMF福井太智は、ポルトガル1部アロウカへ移籍するという。
中村は2021年1月に柏からポルティモネンセへ移籍。2021/22シーズンまでトップチームでの出場機会に恵まれなかったが、2022年8の正守護神退団をきっかけにレギュラーに定着。2022/23シーズンにポルトガル1部リーグで30試合に出場したものの、今季は代表戦における怪我の影響で20試合のスタメン出場にとどまった。
今月3日開催のプレーオフ2ndレグで出番が無かった中村。ポルティモネンセがAVSフトゥボルSAD相手に2試合合計2-4と敗れて2部へ降格しただけに、同選手の去就に注目が集まっている。
そんな中、ポルトガル紙『O JOGO』は今月1日、ポルティモネンセ所属選手の去就を特集。これによると、2024/25シーズンのプレシーズントレーニングには30選手が参加する模様。ただゴールキーパーは、中村とヴィニウス・シルベストレのみだという。
一方、ポルトガル紙『レコルド』によると、福井は2023/24シーズン限りでポルティモネンセを退団するとのこと。アロウカへの買い取りオプション付き期限付き移籍がほぼ確実だという。
GK鈴木彩艶(シント=トロイデンVV)やGK小久保玲央ブライアン(ベンフィカ)らパリ五輪世代の台頭が著しい中、代表戦から遠ざかっている中村。ポルティモネンセとの契約期間は2026年6月までだが、果たしてプレシーズン期間中に他クラブからオファーが届くことはあるのだろうか。
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