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G大阪、提携先チョンブリからタイ代表MF獲得か「練習参加」と海外報道

チャーナロン・プロムスリケーオ 写真:Getty Images

 ガンバ大阪は今月30日に明治安田J1リーグ第21節の町田ゼルビア戦を控える中、提携先のタイ2部チョンブリFCからタイ代表MFチャーナロン・プロムスリケーオを獲得を検討しているという。

 現在23歳のチャーナロンは、左利きの攻撃的ミッドフィルダー。2018年にチョンブリのトップチームへ昇格すると、2021年夏から1年間にわたりスペイン4部ADウニオンでプレー。チョンブリ復帰1年目の2022/23シーズンにタイ1部リーグ25試合でプレーすると、翌2023/24シーズンはスタメン出場27試合で5ゴール7アシストをマーク。攻撃陣の中心選手として活躍したが、チームは2部降格となっている。

 タイ国内屈指の有望株として期待されているチャーナロンだが、ドイツの移籍専門サイト『トランスファーマルクト』によると、同選手とチョンブリの契約期間は今月末まで。タイのサッカー専門サイト『Talungbathai』が今月15日、G大阪からの関心を報じていたが、本人は2023/24シーズン最終戦後に残留の可能性を示唆したという。

 チャーナロンの去就が不透明とみられていたが、タイメディア『バックアップ』は29日に「彼は日本へ向かう準備をしている。G大阪のトレーニングに参加する予定だ」とリポート。参加期間は報じていないが、トレーニングでのパフォーマンス次第ではG大阪と正式契約を結ぶ可能性も考えられる。

 なお、チャーナロンは2022年9月にタイA代表デビュー。今年1,2月開催のAFCアジアカップでも2試合に出場するなど、国際舞台でも頭角を現している。チョンブリとG大阪の提携内容に「選手移籍、育成型レンタル移籍」が盛り込まれているだけに、チョンブリで手倉森誠氏(元V・ファーレン長崎、ベガルタ仙台監督)の指導を受けたタイ代表MFの去就に注目が集まる。