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G大阪に在籍も。ダビド・コンチャに12試合の出場停止処分…審判に暴言暴力

ダビド・コンチャ 写真:Getty Images

 かつてガンバ大阪に在籍していたスペイン人FWダビド・コンチャは、2023/24シーズンにスペイン3部ジムナスティック・タラゴナでプレー。今月23日開催の2部昇格プレーオフで、審判への暴言・暴力行為などにより厳罰処分を受けたという。

 ジムナスティックは2023/24シーズンの3部リーグを2位で終えると、プレーオフでADセウタFCを下して決勝へ進出。決勝ではマラガと激突。1stレグで1-2と敗れると、23日開催の2ndレグでは1-0で延長戦に突入。延長前半に追加点を奪ったが、その後2点を返されて惜しくも昇格を逃した。

 コンチャは2ndレグでスタメン出場も、84分で途中交代。ベンチで戦況を見つめていたが、延長後半の120分にマラガが劇的なゴールを挙げると、試合終了直後に副審に対して暴言を吐いたほか、主審の判定に大声で抗議。レッドカードを提示された後もすぐにロッカールームへ引き揚げず、ペットボトルに入っていた水を副審にかけるなど、暴力行為に及んだという。

 スペインメディア『Canal Sur』が28日に報じたところによると、スペインサッカー連盟(RFEF)はコンチャに対して12試合の出場停止処分を科したとのこと。また、この試合ではジムナスティックのサポーターによる違反行為も確認されたとして、同クラブに9000ユーロ(約155万円)の罰金が科されたほか、ホームゲーム4試合の無観客開催が決まったという。

 なお、コンチャは2019年にレアル・ソシエダからG大阪へ期限付き移籍も、J1リーグで2試合の出場にとどまり、2019シーズン終了後に退団。その後、バダホス、スウェーデン1部ハンマルビーIFと渡り歩くと、およそ半年の無所属期間を経て昨年7月にジムナスティックへ加入。2023/24シーズンはスペイン3部リーグで23試合に出場し、2ゴール1アシストをマークしていた。