トッテナム・ホットスパー(イングランド1部)が、アストン・ビラ(同1部)に所属するイングランド人MFジェイコブ・ラムジー(23)の獲得に興味を示しているようだ。
アストン・ビラ下部組織出身のラムジーは2019年にトップチーム昇格を果たすと、ドンカスターへのレンタル移籍を経験。今季は度重なる負傷に苦しんだものの、卓越したボールコントロールと推進力あるプレーを武器にプレミアリーグ16試合に出場して1ゴール1アシストを記録した。
イギリス『タイムズ』によれば、そんなラムジーの獲得に向けてトッテナムは、アストン・ビラを率いるウナイ・エメリ監督とビジャレアル(スペイン1部)時代に共闘したアルゼンチン代表MFジオバニ・ロ・チェルソの譲渡に移籍金2000万ポンド(約40億1000万円)のオファーを提示したという。
1度目のオファーを拒否されたトッテナムだが、イングランド人MFの獲得を諦めておらず、再トライする予定だという。トッテナムはプレミアリーグの財政規則に従わなければいけないビラのこの状況を利用したいと考えているが、移籍金は5000万ポンド(約101億5000万円)と見積もられているようだ。
また、トッテナムの新しいテクニカルディレクターであるヨハン・ランゲ氏は過去にビラに在籍しており、その時から選手をよく理解しているとのこと。そして、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)に出場する来季に向けて中盤にダイナミズムな選手を加えたいと考えているアンジェ・ポステコグルー監督にとってぴったりな選手だと考えているようだ。
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