
2024年6月25日、明治安田J2リーグのジェフユナイテッド千葉は今月30日にフクダ電子アリーナにて開催される第22節鹿児島ユナイテッドとの試合に向け公開練習を行った。現在7位の千葉は、6月22日にカンセキスタジアムとちぎで行われた第21節で栃木SCと対戦。プレーオフ圏内(6位)に到達するため何としても勝ち点3が欲しい千葉は、前半14分にFW田中和樹のゴールで先制点をマークした。前回対戦(第8節)で8-0と大勝した相手であるだけに、どことなく勝利のムードが流れはじめる。しかし、栃木はその隙を見逃さなかった。
千葉は33分にGK藤田和輝のパスミスから失点すると、後半70分にヘディングを決められ逆転を許す。追いつきたい千葉は直後にFW新明龍太とFW林誠道を投入しゴール前に人数をかけるが、その後も栃木の堅守を崩すことができず2-1で黒星を喫した。
リーグ戦で2試合連続途中出場の新明は、20歳ながら早くもチーム内競争に身を置いている。栃木戦では2-1とリードされた状況で投入され、惜しいチャンスもあったルーキーは、さらなる成長の必要性を感じているようだ。リーグ後半戦に向け、アピールに燃える新明に訊いた。

チャンスが巡ってきている
「途中出場という形ですが試合には絡めているなかで、そろそろ点を決めなければいけません。栃木戦で監督(小林慶行監督)から交代を告げられたときには、まだ2点目を決められていなかったのですが、自分がユニフォームを着ている最中に失点してしまいました」と振り返る新明に、その時の気持ちを尋ねると頼もしい答えが返ってきた。
「ここで決めればヒーローになれるなって思いました。常に気持ちは高いところにありますが、失点によってさらに燃え上がったことも事実。残念ながら得点をすることはできませんでしたが、もし次にそのようなチャンスがあればチームに勢いをつけられる存在になりたいです」と気合は十分だ。
昨2023シーズンは8試合に出場し1ゴールを決めたが、今シーズンは思うようなスタートを切れていない新明。「去年は開幕戦からメンバーに絡めていましたが、今年はそれが遅くなりました。チーム内に競争があることは確かですが、自分自身がもっとやっていかないとダメだと感じています。チームとして大事にしている『走る』『闘う』の部分におけるベースをもっと上げることで得点にも絡めるようになると思いますし、ゴール前の質や推進力といった特徴をどう活かしていくか考える必要があります」と自信が直面する越えなければいけない壁について語った。
「どうしても試合勘という部分は大事になってくるなかでチャンスが巡ってきています。監督には練習からアピールをしていますが、途中出場という形でもチャンスを貰えるのならば、得点という結果を試合で残したいです」
中村草太へのファウルでカードなし…広島vs横浜FCの清水勇人主審に降格処分論
文: Shota | 2025/3/2 | 33
後半荒れ気味のサガン鳥栖vs大宮アルディージャで…山下良美主審に批判相次ぐ
文: Shota | 2025/3/15 | 32
札幌・岩政大樹監督解任論巡り賛否。熊本戦完敗でJ2残留目標という声も
文: Shota | 2025/2/23 | 31
広島スキッベ監督苦言・町田の黒田剛監督賛同のファウル判定基準変更に関する署名活動開始
文: Shota | 2025/3/3 | 29
三笘薫のプレーに悪影響も!伊藤洋輝を日本代表OB批判「それさえしない」
文: Shota | 2025/3/22 | 28