ポルトガル1部スポルティングCP所属の日本代表MF守田英正は、FW伊東純也(スタッド・ランス)やMF田中碧(フォルトゥナ・デュッセルドルフ)にご飯の誘いを断られたが、今年夏にFW上田綺世(フェイエノールト)のチームメイトになる可能性が浮上。現地では、上田のスポルティング移籍という噂が飛び交っている。
昨年夏にベルギー1部サークル・ブルッヘからフェイエノールトへ完全移籍も、今季オランダ1部リーグで5試合のスタメン出場にとどまった上田。絶対的ストライカーのメキシコ代表FWサンティアゴ・ヒメネスにステップアップ移籍の可能性があるとはいえ、フェイエノールトはMLS(アメリカ・メジャーリーグサッカー)フィラデルフィア・ユニオン所属FWフリアン・カランサの獲得に向かっている模様。オランダ紙『AD』は今月13日に「フェイエノールトはカランサ加入により、フェイエノールトはヒメネスか上田の退団の可能性を考慮している。ヒメネスの方が今夏移籍に向かっているが、上田を放出する可能性も排除していない」と伝えていた。
すると、スポルティングの専門サイト『Leonino』は今月19日に「上田が再びスポルティングの獲得候補に復帰」とリポート。これによると、スポルティングは絶対的ストライカーのFWヴィクトル・ギェケレシュに退団の可能性があるだけに、前線の補強を画策。ギリシャ1部パナシナイコス所属FWフォティス・ヨアニディスの獲得を目指していたが、移籍金が1800万ユーロ(約31億円)と高額であるため、ターゲットを切り替える可能性があるという。
また、記事では「上田は昨年夏、フェイエノールト移籍前にもスポルティングの補強候補に挙がっていた。このストライカーはルベル・アモリム監督を満足させている。フェイエノールトは交渉に応じるかもしれない」と綴られているが、現時点で上田獲得に向けての動きは確認されていないという。
一方、今季のポルトガル1部リーグ優勝に貢献した守田は、休暇終了後にスポルティングと2028年6月までの複数年契約を新たに結ぶ模様。同選手は19日にXで「そういや伊東くんに飯行こうって誘ったら旅行中って断られた。悲しい。眠いだけだろ。あと田中にも断られた。みんなオフに予定入れすぎね、オフは休みましょう」と投稿している。
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