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明治安田J2リーグは一部のクラブを除き第19節までが終了。シーズン折り返しを迎え、いよいよ後半戦へと突入していく。
ここまでは、昨季の最終節とプレーオフ決勝でJ1昇格のチャンスを手にしながらも勝ちきれず今季もJ2で戦っている清水エスパルスが首位。次いで、リーグ戦では直近16戦負けなしと好調を維持するV・ファーレン長崎が2位でリーグを牽引している。また、昨年下位に沈んでいたベガルタ仙台(現4位)やレノファ山口(現5位)などが上位争いを繰り広げており、昨季とは違った展開でリーグ戦の盛り上がりに一役買っている。
そんなJ2リーグで輝きを放っているのがパリ五輪世代の選手たちだ。U-23日本代表は、先月までカタールで開催されていたAFC U23アジアカップで優勝。本大会への出場も手にし、海外組を含めた選手選考に注目が集まっている。
今回のアジアカップや現在行われているアメリカ遠征メンバーには、残念ながらJ2クラブの選手はいない。しかし、今季の活躍を見れば戦力として十分にカウントでき、今後の成長が楽しみな選手は複数いる。ここでは、今季J2で大いに存在感を放っているパリ五輪世代の選手を4名紹介していく。
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相良竜之介(ベガルタ仙台)
今季のJ2リーグで最も存在感を放っているパリ五輪世代と言えばMF相良竜之介ではないだろうか。ベガルタ仙台は昨季、夏場の11戦未勝利などの影響もあってまさかの16位と低迷。立て直しを図るべく世代別日本代表を率いてきた森山佳郎氏を新監督に迎えて新シーズンに臨み、ここまで4位と躍進を果たしている。
そんな好調のチームにおいて相良は、前線で果敢な仕掛けからの丁寧なクロスやラストパスでチャンスを生み出すほか、鋭いミドルシュートでゴールを奪うなど攻撃のキーマンとして躍動。5ゴール3アシストと数字の上でも申し分ない働きを見せている。
昨季はサガン鳥栖からの期限付きで仙台に所属していた相良。完全移籍へと移行した今季、チームにとってJ1復帰のカギとなる選手の1人であることは間違いない。ここからの後半戦、さらにチームに勢いをつけるべく持ち前の突破力を発揮できるか注目だ。
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新保海鈴(レノファ山口)
いわてグルージャ盛岡での武者修行から今季レノファ山口へと帰還したDF新保海鈴。昨季はJ3リーグで8つのアシストをマークしたが、今季はカテゴリーを1つ上げながらすでに7アシストと早くも昨季の数字に迫っている。アシスト数が物語る通り、大きな魅力はその高いクロス精度。相手守備陣が対応しにくい鋭く正確なクロスで数多くのチャンスを生み出している。
特に直近5試合では4アシストと圧巻の存在感を放ち、いわきFCとの上位対決(第15節2-1)や首位清水エスパルス戦(第18節2-0)での勝利にも大きく貢献した。昨年は最終20位と降格の危機に陥った山口。今季ここまで、台風の目とも呼べるような躍進ぶりは志垣良新監督の手腕によるところもあるが、チームに帰ってきた若きチャンスメーカー新保の働きも大きいと言えよう。
悲願のJ1昇格に向け、流れのなかだけでなくセットプレーの場面でも活きるそのキック精度でどれだけのゴールを演出できるかがカギとなるに違いない。
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