Jリーグ サンフレッチェ広島

広島マルコスJrが移籍?チアゴ・シウバのフルミネンセ復帰で意味深投稿

マルコス・ジュニオール(横浜F・マリノス所属時) 写真:Getty Images

 サンフレッチェ広島所属のブラジル人MFマルコス・ジュニオールに、ブラジル1部フルミネンセ復帰の可能性がある模様。同選手のSNS投稿がブラジル国内で反響を呼んでいる。

 現在31歳のマルコスはフルミネンセで5年以上にわたりプレーした後、2019年に同クラブから横浜FMへ移籍。来日1年目から15ゴールを挙げてJ1優勝を成し遂げたほか、J1リーグ得点王のタイトルを獲得すると、2021シーズンまでは主力選手として活躍していた。しかし、日本代表FW西村拓真が加入した2022シーズン以降はスタメンでの出場機会が減少。中東移籍の可能性も報じられる中、2023シーズン途中で広島へ完全移籍した。

 広島加入後、コンディション不良が相次ぎ、今季もふくらはぎの怪我で開幕から出遅れていたマルコス。4月24日のYBCルヴァンカップ1stラウンド2回戦(対奈良クラブ)で今季初めて公式戦のピッチに立ったが、5試合つづけてプレーした後、再びメンバー外に。今月9日のYBCルヴァンカップ・プレーオフラウンド第2戦(対FC東京)でもベンチ外だった。

 そんな中、ブラジルではマルコスの投稿が話題に。フルミネンセは今月7日に元ブラジル代表DFチアゴ・シウバの復帰を発表。公式インスタグラムを通じて、チアゴがフルミネンセのサポーターにファンサービスをするシーンをライブ配信していたが、コメント欄でマルコスが「Me liga Mario」(マリオ、電話してくれ)と反応。マリオ・ビッテンコート会長へのメッセージに、フルミネンセのサポーターから「マルコスも復帰を望んでいるのでは?」などと、相次ぐ帰還を期待する声が湧き起こっている。

 なお、フルミネンセは過去にブラジル1部リーグで4度優勝。2023シーズンは首位パルメイラスから勝ち点14差の7位で終えたが、FWドウグラス・コスタやDFマルセロなど元ブラジル代表選手を擁する中で迎えた今季は、ここまで7試合を戦って1勝3分3敗と15位に低迷している。

 人気アニメ「ドラゴンボール」の技であるかめはめ波を披露するゴールパフォーマンスで有名なマルコス。広島との契約期間が来年1月までと、ブラジル国内で報じられている中、今季ここまで満足のいく結果を残せていない同選手の動向に注目が集まる。