チェルシー、ギャラガー退団なら後釜に新指揮官の愛弟子MFを狙う？

　チェルシー（イングランド1部）が、レスター・シティ（同2部）に所属するイングランド人MFキアナン・デューズバリー＝ホール（25）の獲得に興味を持っているようだ。

　今季もプレミアリーグ37試合に出場して5ゴール7アシストを記録したイングランド代表MFコナー・ギャラガーが来夏に契約満了を迎えるチェルシー。契約延長に向けた動きに進展はなく、アストン・ビラ（イングランド1部）やトッテナム・ホットスパー（同1部）、アトレティコ・マドリード（スペイン1部）からの関心が浮上している。

　イギリス『サン』によれば、今季限りで退任したマウリシオ・ポチェッティーノ監督の後任として来季から指揮を執るエンツォ・マレスカ監督はギャラガーが退任した場合の後釜としてレスターからデューズバリー＝ホールの引き抜きを希望しているという。

　昨夏にはリバプールからの関心も浮上していたイングランド人MFに関して、マレスカ監督はチェルシーにステップアップできるポテンシャルがあると確信している模様。ただ、レスターは2027年夏まで契約を結んでいる同選手を安価で放出するつもりはなく、少なくとも移籍金4000万ポンド（約80億1000万円）を要求しているようだ。

　レスター下部組織出身のデューズバリー＝ホールは2017年にトップチーム昇格を果たすと、ブラックプールやルートン・タウンへのレンタル移籍を経験。今季はチャンピオンシップ44試合で12ゴール14アシストの数字を残してクラブの1部昇格に大きく貢献した。