明治安田J2リーグのジェフユナイテッド千葉(現8位)は、6月1日にホームのフクダ電子アリーナで開催されるJ2第18節ファジアーノ岡山(現4位)との試合を前にメディアに向けた囲み取材を行った。
第17節のV・ファーレン長崎戦では千葉がゲームを支配するも、前半終了間際に相手FWエジガル・ジュニオにゴールを決められ0-1で敗戦。小林慶行監督は危機感という言葉を口にし、改めてチームに懸ける想いを語った。
「長崎戦ではチャンスを作り出せていました。それでも勝ち切れない現状や今の順位に危機感を抱いています。自分たちのしたいことが表現できているうえで今の順位ならば、そもそもの、実行しようとしているサッカー像が間違っているのかもしれません。ただ、俺たちにはまだまだ改善点がある。それならば、足りない所とストロングポイントをさらに磨き続けたいという覚悟です」
「クラブの置かれている状況を考えると、個人の能力に頼るサッカーではなくチームのパワーを総合的に高めていく必要があります。それを実現するために、選手たちが毎日100パーセントで向き合ってきてくれたサッカーを簡単に手放すことはできない。チームが今まで積み上げてきたものを信じていますし、このサッカーで結果が出せると思っています」
J2優勝やJ1昇格という短期的な未来のためだけでなく、チームの長期的成長を視野に入れ、これからも今まで築いてきたサッカーをベースに進む考えを示した。
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