Jリーグ セレッソ大阪

セレッソバル反論!出店停止店舗に「人格否定をする発言あった」と投稿も削除

セレッソ大阪のフラッグ 写真:Getty Images

 ヨドコウ桜スタジアムでは、今月11日に明治安田J1リーグ第13節のセレッソ大阪対ヴィッセル神戸が開催。C大阪のフードパーク『セレッソバル』が、一部店舗が出店停止となった背景を説明している。

 これまでC大阪のホームゲームに出店していた人気キッチンカーは、神戸戦前日に公式X(旧ツイッター)アカウントを通じて出店停止を報告。「余りにも一方的すぎて、唖然としています」などと、運営側への不満を覗かせていた。

 するとセレッソバルは13日、公式インスタグラムアカウントにて「セレッソバル運営方針について」と題した長文のメッセージを一時公開。2017年のセレッソバル誕生に至るまでの経緯や誕生後の周囲の反応などを綴った上で、「セレッソバルを運営するにあたり1番にミッションは『安心・安全』です」と運営方針を明記。

 独自のマニュアルに違反して出店取り消しとなった店舗数が8年間でわずか3店舗という実績を前面に押し出すとともに、「ルールを守れなかった、契約を守れなかった、契約を切られる。個人であっても企業であっても同じです。社会において当然のことです。美味しいから、店が有名だから、というのは一切関係ありません」と、違反店舗に対する断固たる姿勢を見せる。

 その上で「今回はルール違反の指摘に対し、真摯に受け入れず【人格否定】をする発言がありました。いくら良い接客をしていても、裏方や支えてくれている人へのリスペクトが無ければ態度や言葉に現れます。Jリーグのリスペクト宣言で示されております。どんな状況であっても言葉の暴力も絶対に許されません。携わる全ての人に『リスペクトを』。SNS暴力、批判も同様です」と、誹謗中傷被害に遭ったことを報告。

 「出店管理会社は陰です。出店者は太陽です」「出店管理はいつまでの縁の下の力持ちであり続けたい」「主役はセレッソ大阪であり、セレッソバル出店者です」などとセレッソバルと店舗の関係性を説明した上で、「セレッソ大阪のスポンサーとして10年目、バル管理者として8年目。辛い時も、苦しい時も、ルヴァン杯、天皇杯で初優勝したときも、コロナ禍で絶望の時も、クラブと共に走ってきました。そしてこれからも。シーズンはまだ前半!シーズン終盤にバル店舗も共に歓喜になるようサポートし続けます」と誓ったが、14日7時の時点で当該投稿は削除されている。

 それでも、投稿内容はX(旧ツイッター)で拡散。ファン・サポーターから「安全・安心へのパッション感じた」「セレッソバルの運営の方、とても聡明なんだろうな」といった声が挙がっている。