プレミアリーグ マンチェスター・ユナイテッド

マンU、今夏フリーのユベントスMFへの関心強める?本人はユーロ前の決着望む

アドリアン・ラビオ 写真:Getty Images

 マンチェスター・ユナイテッド(イングランド1部)が、ユベントス(イタリア1部)に所属するフランス代表MFアドリアン・ラビオ(29)の獲得に興味を示しているようだ。イタリア『トゥットスポルト』が伝えた。

 パリ・サンジェルマン(PSG/フランス1部)下部組織出身のラビオは、2019年夏にユベントスへフリーで加入。クラブのスクデット獲得などに貢献すると、1年の契約延長をして臨んだ今季はここまでセリエA28試合に出場して4ゴール3アシストの数字を残している。

 そんなラビオだが、ユベントスとの現行契約は今季限りまで。同選手は今夏にドイツで開催されるユーロ2024までに自身の将来を決めたいと考えており、今月中に母で代理人を務めるベロニク氏とスポーツディレクターを務めるクリスティアーノ・ジュントリ氏が会談を行うようだ。

 また、今季もスクデット奪還に失敗したユベントスはマッシミリアーノ・アッレグリ監督の去就が不透明となっている。フランス代表MFはアッレグリ監督と良好な関係を築いていることから新指揮官が決まるまでは新契約にサインすることはないという。

 そのなかで、ユナイテッドがこの状況に目を光らせており、フリーでの獲得に向けてオファーを提示する可能性があるとのこと。新体制に移行していることから今夏に大型補強の可能性も取り沙汰されているユナイテッドだが、過去にも関心を示していたラビオの獲得に漕ぎ着けることはあるのだろうか。