Jリーグ アルビレックス新潟

アルビレックス新潟、暴風雪での試合開催が話題に。秋春制にしたら…

アルビレックス新潟 写真:Getty Images

 3月9日、明治安田J1リーグの第3節が各会場で行われ、アルビレックス新潟はホームのデンカビッグスワンスタジアムで開催された名古屋グランパス戦に1-0で勝利し、勝ち点3を獲得。3月ながら雪の中で行われた同試合に対し、2026シーズンから秋春制(8月開幕、5月閉幕)へ移行することについて様々意見が挙がり、賛否両論となっている。

 議論は、試合開始前に新潟サポーターがX(旧Twitter)に1枚の写真と共に「ピッチが見えない」と投稿したことがきっかけとなり、「秋春制無理です」「春先でこの降雪量なのに秋春制にしたらもっとやばくないか」など、シーズン移行について否定的な意見が上がってスタート。

 すると「現行のシーズンでもサッカーする環境ではないということで、制度変える以前の話にならないか?」「今日の雪を秋春制反対の根拠に使うなら、新潟に秋春制は無理!じゃなくて新潟に屋外サッカー興業は無理ってことになっちゃうんじゃない」など、リーグ戦開催の時期は関係ないという声も多く寄せられている。

 なお、このホーム開幕戦となった名古屋戦で今季2勝目を挙げた新潟だが、会場には2万2942人が来場。雪が降り、気温5度という気象条件の中でも多くのファン・サポーターが足を運んだ。

 シーズン移行に関しては、Jリーグ全60クラブのうち、新潟のみが反対という立場を示していた。雪国問題を解決するには降雪地域で行われる試合日程を調整する必要があるが、そうなると対象クラブは長期間、アウェイでの戦いを強いられる。この問題を解決する方法はあるのだろうか。