
日本代表MF佐野海舟(鹿島アントラーズ)の弟であり、昨年夏にファジアーノ岡山からオランダ1部NECナイメヘンへ完全移籍したMF佐野航大。FW小川航基とともに新天地で活躍し、パリ五輪世代のU23日本代表メンバー入りも期待される中、早くもステップアップ移籍の可能性が浮上。フェイエノールトでFW上田綺世とチームメイトになる可能性もあるという。
佐野は2022年に岡山へ加入すると、高卒1年目からJ2リーグ28試合出場とプレータイムを確保。AFC U20アジアカップやFIFA U-20ワールドカップの舞台に立つなど、年代別の日本代表でも実績を重ねる中、昨年8月にナイメヘンへ完全移籍。同クラブと5年契約を結んだ。
ナイメヘン加入当初は出場機会に恵まれなかった佐野だが、今年1月中旬のオランダ1部リーグ再開以降はほぼ全試合でスタメン出場。今月1日のフォレンダム戦では2試合連続となるゴールを挙げるなど、シーズン後半戦は小川とともに主力選手として活躍している。
それだけに今月6日放送のポッドキャスト番組『RoodGroenZwart』では、ナイメヘンOBのダニー・フックマン氏らが佐野のパフォーマンスについて「魅力的だ」と絶賛。オランダ紙『AD』は今月7日に「佐野はNECで頭角を現している。もっと素晴らしい選手になるだろう」とした上で、「彼の次のステップはPSV、フェイエノールト、アヤックスになるはずだ」とオランダ1部強豪クラブへ移籍する可能性も報じた。
なおナイメヘンのテクニカルディレクター(TD)を務めるカルロス・アルバース氏は今月1日、オランダメディア『NOS』のインタビューで「日本でプレーする選手(Jリーガー)はプレースピードが速く、テクニックが優れている。メンタルティも素晴らしい」と日本人選手を評価。
くわえて「南米の場合はいまだに曖昧な代理人が存在するし、契約不履行のケースもある。日本だとそんなことはない。(Jクラブとの交渉は)正直で明確だ。2022年に我々のスカウティングレポートに登場した佐野を獲得する時もそうだった。彼はJ2リーグでプレーしていたから、金銭面の条件も我々にとって非常に良かった」と、佐野獲得の裏側についても語っている。今年夏のパリ五輪出場が期待される佐野。AFCアジアカップ開催期間中にブンデスリーガ移籍報道が飛び交っていた兄と同様、欧州で高い評価を受けている。
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