マンU、スパレッティが代表招集検討のトリノDFにスカウトを派遣か

　マンチェスター・ユナイテッド（イングランド1部）が、トリノ（イタリア1部）に所属するイタリア人DFラウル・ベッラノーバ（23）の獲得に興味を持っているようだ。イタリア『トゥット・スポルト』が伝えた。

　ジロンダン・ボルドープロキャリアをスタートさせたベッラノーバは、イタリア複数クラブでのプレーをへて、2023年夏にインテルからトリノに完全移籍。スピードと高い足元の技術を武器に今季はここまでセリエA25試合に出場して1ゴール5アシストを記録している。

　そんなベッラノーバに対して、ユナイテッドが複数回スカウトを派遣しているという。ユナイテッドは今季の公式戦17試合に出場しているイングランド人DFアーロン・ワン＝ビサカを今夏に売却する予定であり、新たな右サイドバックの補強を目指しているようだ。

　また、トリノと2027年夏に契約満了を迎えるイタリア人DFにはアストン・ビラも目を光らせているとのこと。アストン・ビラ（イングランド1部）はインテル（イタリア1部）に所属するオランダ代表DFデンゼル・ダンフリースの動向とともに同選手にも注目しており、ユナイテッド同様にスカウトを送り込んでいるようだ。

　なお、世代別のイタリア代表経験があるベッラノーバの活躍を受けて、A代表を率いるルチアーノ・スパレッティ監督は3月の代表活動で招集することを検討している模様。イタリア代表は3月にベネズエラ代表とエクアドル代表と対戦する。