
かつて京都パープルサンガ(現京都サンガ)やジュビロ磐田などでプレーしていた元日本代表選手の松井大輔氏は、先月20日にインスタライブを通じて現役引退を発表。日本代表でチームメイトだった内田篤人氏との対談で、鹿児島実業高校サッカー部時代の過酷さを振り返るとともに、先輩である遠藤保仁氏(現ガンバ大阪コーチ)の人柄にも言及している。
中学卒業と同時に京都を離れて鹿児島へ渡った松井氏。全国屈指の強豪校である鹿児島実業での走り込みやハードなトレーニングに苦しんだものの、同級生の那須大亮氏と切磋琢磨。高校3年生時に全国高校サッカー選手権で準優勝を果たすと、地元の京都パープルサンガでプロキャリアをスタートさせた。
FIFAワールドカップをはじめ大舞台で実績を積み重ねてきた松井氏だが、鹿児島実業時代には今でも嫌な思い出が。インターネット動画配信サービス『DAZN』で2月29日配信開始の『内田篤人のフットボール・タイム』第171回にゲスト出演して、自身のサッカー人生を振り返る際に「1年生の時に、一回帰ろうと思っていた。(鹿児島実業のハードさは)やばいよ」と切り出すと、「(足で)ブロックを思い切り蹴った。蹴ったら腫れるじゃん。腫れないと(怪我していると)分からないから。先生に『もう足がダメです』と言ったら休めた」と、故意に負傷したことを告白。
「当時3部練習だったの。練習場へ行くためだけに5キロ走らないといけない。それを3回やっている時点で『往復何キロ?』ってなるじゃん」とランニング量に心が折れそうになったことを明かした一方、同校で2学年上の先輩である遠藤保仁氏については、「ヤットさんは何も怖くなかった。ずっとあんな感じ。もうボーっとしていた」とコメント。これに内田氏が笑いを堪え切れず、「ヤットさんに『ボーっとしていた』って、普通言えない」と言葉を返している。
なお松井氏は京都加入の経緯について「高校2年生でオファー来ていた。親父から『お前は京都に入る』と言われた」と語ったほか、4クラブからオファーが届いていたことも明かしている。
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