かつてFC東京、ヴィッセル神戸、サガン鳥栖、横浜FCに在籍していた元日本代表MF高橋秀人は、現在ニュージーランド(NZ)のオークランド・ユナイテッドFCでプレー。NZ国内リーグの年間最優秀選手にノミネートされたほか、2024シーズンもオークランドでプレーすることが正式決定している。
日本代表でのプレー経験を持つ高橋は、J1リーグの舞台で通算270試合出場で15ゴール、J2では46試合出場で4ゴールをマーク。2016年から2022年にかけて日本プロサッカー選手会(JPFA)会長としてJリーガーの待遇改善を求めたほか、新型コロナ関連の問題について関係各所と議論を重ねた実績を持つ。
そんな高橋は2022シーズン終了後に横浜FCを退団し、オークランドへ加入。NZ2年目の2023シーズンは、リーグ戦ほぼ全試合でスタメン出場するなど、精神的支柱としてチームをけん引。下部組織の監督を務めるなど、NZサッカー界の発展に寄与している。
NZサッカー協会は今月22日、2022年6月から2023年12月までの成績を対象とした「NZフットボールアワード」のノミネート選手を公式発表。高橋が国内リーグの男子最優秀選手賞の受賞候補に名を連ねたのだ。
これを受けて、選手本人は28日にX(旧ツイッター)を更新。「2023年のニュージーランドフットボールアワードに選んでいただき、大変光栄に思います」とコメントを添えた上で、今月29日締め切りの一般投票も呼びかけた。
なおオークランドは今月12日、高橋と2024シーズンの契約を更新したと発表。同選手も「今年も昨年に引き続きのニュージーランドのAuckland United FCで「Player」「Head of Coach」としてアカデミーのU-15の監督 「Head of International Relations Asia」としてニュージーランドと日本の架け橋を作ることを活動させていただきます」(原文ママ)と綴っている。
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